中部地方在住、「家族との時間を大切にしたい」在宅勤務の理想を叶えた34歳・未経験からのエンジニア転職

これまで運輸業界で活躍したSさん。今回34歳でLINEヤフーテックアカデミーを受講し、エンジニアとしての転職が決まりました。プログラミングを学び始めた背景、未経験からの転職活動についてお話を伺いました。

1分でわかる記事要約

  • 受講理由:
    家族との時間を大切にしたいという想いから、在宅勤務が可能な仕事に転職したいと思い、エンジニア転職を考え始める。学習や転職の手厚いサポートがあることを条件にプログラミングスクールを探し、LINEヤフーテックアカデミーでの受講を決意。
  • 学習する上で工夫したこと:
    分からないところはバーチャル空間のメンター相談室を活用し、画面を共有しながらメンターに直接質問することで解決。
  • 転職活動の結果:
    キャリアカウンセラーと密に相談し、希望通りエンジニアとして東京の企業に就職。家族と地元に住み続けながら在宅勤務を開始。

お話いただいた方
Sさん(34)
中部地方出身。高校を卒業後、運輸業界で14年間勤務。家族の都合で、地元の企業に転勤し大型機械の製造の業務に携わる。その後、家族との時間を大切にしたいという思いからエンジニアとしてのキャリアを考え、退職しLINEヤフーテックアカデミーを受講。受講後、東京の企業のエンジニアとして入社し在宅勤務を開始。
※尚、記事の内容はインタビュー当時の情報です。

家族との時間を大切にしたい。働き方の選択肢が多いエンジニア職を検討

――今までのご経歴について教えてください。
高校を卒業後、運輸関係の企業にて業務に携わり、社内での指導や教育などの管理業務を経験し、14年間勤務しました。その後、金属加工用の工業機械を製作する会社で、工業機械の製造に2年ほど関わっていました。

――どういった生活をされていましたか。
運輸関係の業務に携わっていた時は、夕方に出勤して次の日の朝や昼に帰ってきてというように、不規則で出勤退勤時間もバラバラでした。

――それは大変でしたね。長く勤めていらっしゃったと思うのですが、その後転職されたのはどういった経緯でしたか。
前々職で、転勤もあり地元を離れていたのですが、家族の都合で地元に戻る必要がありました。仕事よりも家族を優先したく、地元の企業に転職しました。 ただ2社目の企業は残業が非常に多く、さらに出張もあり、家に帰れない日もありました。半月から1ヶ月半県外でホテル暮らし、といった生活で、転職してからも結局のところ家族との時間が取れないことに悩んでいました。

子育てに専念したいタイミングだったこともあり、「家族の側にいながらできる仕事ってなんだろう?」と考えたとき、エンジニアのように需要のあるITスキルを身につけておけば、在宅などの働き方の選択肢が増えるのではないかと思いました。

――周りにエンジニアの方やIT業界に勤めていらっしゃる方はいらっしゃいましたか。
エンジニアの方はいなかったですね。家族に会社を辞めてエンジニアになるためのスクールに通おうと思っていることを相談したところ、せっかく新しいことに挑戦するなら手厚いサポートがあるようなスクールで、話題に上っているところが良いのではないか」という話になりました。他のスクールも調べたのですが、LINEヤフーが運営しているというネームバリューの面や、受講前の無料相談でカウンセラーの方に背中を押してもらえたことをきっかけに受講を決意しました。

――これまでプログラミングのご経験はありましたか。
今までプログラミング自体をきちんと学習したことはありませんでした。無料のプログラミングの学習サービスなども利用したことはなかったですね。

「メンター相談室」をフル活用 学習の定着を後押し

――受講されてみていかがでしたか。
完全にプログラミング未経験ということもあり、大変でしたね。学習を始めるための事前準備、「自分のパソコンに合った環境設定を行う」から苦戦しました。カリキュラムについては、前半のオブジェクト指向のあたりまでは自分で噛み砕いて何とかやっていけるかなと思っていたのですが、その先になってくるとこれまで学習した色々なものを複合的に組み合わせる必要が出てきて、やってきたことを思い出すのに必死でした。

――学習のスケジュール管理はどうされていましたか。
カリキュラムにある想定時間を元に、担当のメンターさんと面談でスケジュールについて相談しました。必ず毎日ログインだけは欠かさずにするというように自分でルールを決めて進めていきました。

私は朝が弱く昼以降でないと頭のスイッチが入らないことから、自分が一番好きな時間帯から始めるのがいいのかなと思いました。その時間は絶対にカリキュラムを見て、1ページでもいいから読み進めるという形で取り組みました。

――実際にそのスケジュール通り進みましたか。
いえ、それが進まなかったんです。
レッスン15のThymeleaf(※)あたりで躓きましたね。そのあたりから毎日、バーチャル空間でのメンター相談室を使って、直接画面を共有させていただきながら口頭で質問するようにしました。

1回あたり15分と限られた時間ではありますが、聞きたいタイミングでちゃんと分かっている人に直接質問ができる環境があるのは大変ありがたかったです。プログラムのどこがおかしいのか自分で発見できないことも多く、メンター相談室ではメンターさんと会話しながら一緒になって見つけてもらえるというのが一番よかったです。

学習期間の後半ではより質問の内容が濃くなったというか、自分が理解できていない部分を把握した上で、具体的な質問ができるようになりました。

(※)Thymeleaf(タイムリーフ)は、Web環境だけでなくスタンドアロン環境にも対応するJavaの代表的なテンプレートエンジン。SpringBootアプリケーションを開発する際によく使用される。

――受講を終えて、ご自身の変化について感じることはありますか。
技術的にも知識的にもまだまだ足りない部分はあるのですが、書籍やプログラミング関連のサイトを見た時に、これはこういうことを言っているのかなというのが理解できる頻度が増えたように感じています。

キャリアカウンセリングで見つめ直せた「自分の価値観」

――次に就職活動についてもお話を伺いたいと思います。選考状況について教えてください。
10社ほどエントリーして書類選考を通過したのが採用いただいた企業でした。 家族との時間を増やしたいという思いから、在宅で仕事ができることを条件に企業を探していたのですが、実務未経験のエンジニアということもあり、正直こんなに就職先が早く決まるとは思っていませんでした。

――キャリアサポートの中で特にここがよかったというのはありますか。
自身のキャリアシートを作成する際に、一緒に考えていただいたことが一番大きかったです。キャリアシートを通じて今大事にしていることや、価値観を改めて見直すことができました。それをきっかけに転職に繋げることができたのかなと思っています。担当していただいたキャリアカウンセラーの方には本当に頭が上がりません。

――自己分析をされて何か新しい気付きはありましたか。
私自身が感じている"自分"と第三者の方が感じている"自分"に相違があるということに気付かされました。第三者から見た私の長所をキャリアカウンセラーさんが沢山見つけてくれたんです。「Sさんは日頃のレスポンスがとても速いので、信頼に繋がると思います。今後も仕事で絶対役に立ちますよ。」という風に褒めていただいたりとか。私が自然にやっていたことが実は当たり前じゃなかったりする、そういったところに気付かされました。

――面接を受け始めたのはいつ頃からでしたか。
書類を送ったのが1月頃で面接が2月、最終的に内定が決まったのが4月でした。
未経験かつ30代の転職活動ということもあり、志望動機はもちろん、なぜ当社を選んだのか、エンジニアを目指すのかといった価値観や思いをまとめること、そしてどのように企業に伝えるべきか考えることが大変でした。
ここも、キャリアカウンセラーの方と何度も相談し添削してもらいました。企業の特性や事業内容などに合わせて伝え方は変えていくべきだと思っていたので、どのように表現するのが1番良いかをキャリアカウンセラーの方と一緒に模索しながら準備を進めました。

――面接では技術面やLINEヤフーテックアカデミーでの学習についての質問もありましたか。
はい。技術面では自分が使っているプラットフォーム開発言語や、どういった言語が一番得意か、という話がありました。スクールでの学習については一番苦労したところや、最終の課題でどんなものができましたかといった内容ですね。特に苦労話、こういうところが実際に手を動かしてみて難しかったとか、ここはまだうまくいかなくてこれから経験を増やしてスキルを身につける必要を感じているという、自分が感じたことをありのまま伝えるようにしました。

――そういった赤裸々なことまでお話できたことが企業さんに響いたのかもしれませんね。34歳での転職活動、年齢面での不安はありましたか。
もちろん、不安はありましたね。35歳以上になると未経験からの転職が厳しくなると聞いていたので、そこはとても不安に感じていました。苦しい時期があったから今があるのかなという風に思っています。

働いている人の声を聞き、自分にエンジニアになる覚悟があるかを問いかけてみる

――これから挑戦してみたいことや目標はありますか。
まずは今の会社の業務をしっかり理解して、エンジニアとして仕事を回せるようになることですね。そのために扱うことのできる開発言語の数を増やしたいと考えています。
長期的な働き方として、いずれはフリーランスなどの形で仕事を請け負ったり、自分の裁量で仕事ができたりする環境を構築したいなと思います。

――Sさんと同じようにご自身の年齢から転職の不安を抱えてLINEヤフーテックアカデミーの無料相談を申し込まれる方も多いです。
自分が何をやりたいのか、これからどうなりたいのかをまとめた上で覚悟を決めて飛び込んでみるのがいいかもしれません。
私も受講開始後も常に転職ができるのか不安はありましたが、覚悟があったからこそ一生懸命になれたと思っています。キャリアサポート以外にもハローワークや他社の転職エージェントなどでも就職先を見つけることができますし、LINEヤフーテックアカデミーの中だけで公開されている限定求人というのもあるので、一度全力投球してみるのもいいかと思います。

――最後にこれからエンジニアを目指している方へメッセージをお願いします。
まずエンジニアの人が書いているブログなどをご覧になるのが良いかと思います。実際にエンジニアとして働く方の情報を集めた上で、本当にやりたいことなのか自身と向き合うと良いと思います。身近にITの業界で働いている方がいれば、その人の声などを直接聞いてみるのもおすすめです。

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